『ダンスでできる有酸素運動』

脂肪燃焼には有酸素運動が有効であることは知っているけれども、なかなか重い腰が上がらない方も多いのではないでしょうか?

有酸素運動といえば、ジョギングやウォーキング、水泳が真っ先に思いつくと思いますが、実はダンスも有酸素運動の一つ。自分好みの音楽を聴きながら踊るダンスであれば、辛くて苦しいイメージの有酸素運動も楽しく続けられそうですよね!

今回の記事では、ダンスでできる有酸素運動の魅力についてご紹介します。

ダンスでできる有酸素運動の魅力とは?

なぜ、ダンスに有酸素運動の効果があるのでしょうか。ここでは有酸素運動としてダンスを取り入れる魅力やその効果についてご紹介します。

好きな音楽に合わせて楽しく運動

「運動」と聞くとハードで辛いイメージを持つ方も多いと思いますが、「ダンス」と聞くとそういった負のイメージを持つ方は多くないと思います。ダンスは自分の好きな音楽に合わせて楽しく体を動かすので、運動が苦手な方でも取り組みやすい運動の一つです。

全身運動で効率的にカロリーを消費

ダンスでは腕や足だけではなく、背筋や体幹、腰の筋肉なども鍛えることができる全身運動のスポーツです。ダンスはジョギングやウォーキングと同等に消費カロリーが大きい運動であるため、効率的に時間を使って運動したい方にはおすすめの方法だといえます。

厚生労働省が公開しているメッツ(強度の単位)表によると、社交ダンス(ワルツ、サンバ、タンゴ)は3メッツ、やや速歩で4.3メッツ、ジョギングで7.0メッツ、エアロビクスで7.3メッツとなっています。

消費カロリーの算出方法は、「エネルギー消費量(kcal) = 1.0 × エクササイズ(メッツ・時)× 体重」(引用:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)なので、上記の運動を体重60㎏の男性が1時間行った場合の消費カロリーは、社交ダンスは180kcal、やや速歩で258 kcal、ジョギングで420 kcal、エアロビクスで438 kcalとなり、ダンスのジャンルによってはかなりのカロリーを消費することがわかります。

くわえて、ダンスには筋力トレーニングと同じ効果も期待できるので、見た目を引き締めたい方にもおすすめの運動です。

心肺機能の向上につながる

有酸素運動であるダンスは心肺機能を高めるのにも最適です。音楽に合わせてリズムよく踊ることで楽しみながら運動を続けられるので、時間があっという間に過ぎてしまうという方も多いはず。有酸素運動の代表ともいえるジョギングやウォーキング、水泳などは体への負荷が大きい運動である分、終わった後の達成感や満足感を味わえますが、ダンスではさまざまな体の動きで自己表現を行うため、達成感とプラスして自己肯定的でポジティブな気持ちになれるのが特徴です。ダンスなどの有酸素運動を継続して取り組むことで心肺機能の向上もみられるでしょう。

経験者だけではなく初心者も楽しめる

ダンスと聞くと「自分は未経験者だから…」や「踊り方もわからない」と考える方は多いと思いますが、初心者向けのレッスンも多いため安心して取り組むことが可能です。なお、ダンスには、ストリートダンス・ベリーダンス・フラダンス・ジャズダンス・社交ダンスなどさまざまな種類があり、自分に合ったジャンルで選ぶこともできます。初心者の方は、自分好みのジャンルを選ぶとよいでしょう。

場所を選ばずに取り組める

ダンスは場所を選ばず、自分の好きなタイミングに取り組める運動の一つです。スクール以外に自宅でも練習することが可能なので、運動習慣を続けやすいのがメリットといえるでしょう。家事の合間や、ちょっとした空き時間にも練習できるため、すきま時間を有効に使うことができます。

一人でも複数人でも取り組める

前述した通り、ダンスにはさまざまなジャンルがあるため、選択肢が多いのもメリットです。ストリートダンスのように1人で踊るダンスもあれば、社交ダンスのように相手がいるダンスもあります。一人でコツコツと取り組みたい方、反対に誰かと一緒に楽しみたい方など取り組み方が選べるのも嬉しいポイント。

特別な準備は不要で気軽に始められる

ダンスを始めるにあたって、最初に必要となるユニフォームやシューズなどはありません。スタート時にいろいろと揃えなければいけない場合は出費のことも考えてしまい、なかなか気軽に始められないケースもありますが、ダンスは始めたいと思ったときに身一つですぐに始められる気軽さが魅力です。こだわりのシューズやユニフォームは、ダンスの練度が上がってきてから揃えてもまったく問題ありません。

まとめ

有酸素運の代表格であるジョギングやウォーキング、水泳と同じく、ダンスも有酸素運動の一つです。本記事では、ハードで辛いイメージがある有酸素運動も、ダンスであれば楽しく続けられる理由についてお伝えしました。

ダンスは自分の好きな音楽に合わせて楽しく体を動かすため、運動が苦手な方でも取り組みやすい運動の一つかもしれません。また、ダンスでは有酸素運動と全身運動を同時に行えるため、効率的に心肺機能と筋肉を鍛えられる一挙両得なスポーツです。さらにダンスは家事の合間や仕事の休憩時間など、ちょっとしたすきま時間でも練習ができるので、忙しい方にもおすすめの運動の一つだといえるでしょう。

ダンスには、ストリートダンス・ベリーダンス・フラダンス・ジャズダンス・社交ダンスなどさまざまな種類があり、自分に合ったジャンルで選ぶことができるので初心者でも取り組みやすいスポーツです。また、ダンスは場所を選ばず取り組めるため、運動習慣を続けやすいのがメリット。くわえて、ダンスは始めたいと思ったときに身一つですぐに始められる気軽さが魅力です。一人でコツコツ派、誰かと一緒にエンジョイ派など、さまざまな趣向の方に適した方法で始めることが可能できるのも大きな魅力の一つでしょう。

気軽に始めやすいダンスで生活に有酸素運動を取り入れ、健康的な毎日を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

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