ダイエットや健康維持のためには、運動が重要であることはよく知られていますが、激しい運動が苦手な方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめの運動は、音楽に合わせて踊るダンスエクササイズです。
本記事では、楽しみながら脂肪燃焼を目指せるダンスについて紹介します。運動しようと考えている方やダンスに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
有酸素運動とは?
有酸素運動とは、少ない負荷で長時間継続して行う運動のことで、体内に取り込んだ酸素をエネルギーとして使用することで代謝が良くなり、体脂肪が燃焼します。具体例を挙げると、ダンスやウォーキング、サイクリングや水泳などがそれにあたり、その中でもウォーキングは特別に準備しなくてもすぐに始められる気軽さがあり、ダンスは自宅でも行えるため継続しやすい運動の一つです。
反対に無酸素運動とは、酸素を使わずに瞬発的な力で筋収縮させエネルギーを作り出す運動のことで、短距離走や相撲、バーベルなどがそれにあたります。無酸素運動は、筋肉量の増加や基礎代謝の上昇を目指せる運動です。
上記から同じ運動でも、有酸素か無酸素かで効果の違いがあります。体脂肪の燃焼を目指したいのであれば有酸素運動、筋肉量の増加を目指したいのであれば無酸素運動ですが、両方をバランスよく取り入れることも大切です。双方の違いを知ったうえで運動することで、より効果を感じられるでしょう。
脂肪燃焼を目指せるダンスとは?
先述の通り、有酸素運動にはいくつか種類がありますが、楽しく脂肪燃焼したいという方にはダンスがおすすめです。ダンスは音楽に合わせてリズムをとることで気分が高揚するだけではなく、一人でもグループでも楽しめるメリットがあります。
ただし、ダンスといってもさまざまな種類があるため、興味があっても自分に合ったダンスがわからないという方もいるでしょう。そこでこの章では、脂肪燃焼を目指せるダンスについて紹介します。自分に合ったダンスや、興味のあるダンスなどチェックしてみてください。
エネルギッシュなHIPHOPダンス
HIPHOPダンスはポピュラーなダンスの一つで、アップ・ダウンでリズムをとります。特にダンスの型は決まっていないので、激しく動いたりジャンプしたりなど自由に動きを決められる点が特徴です。
もし、脂肪燃焼を目指したいのであれば、全身を使ったエネルギッシュな動きがおすすめ。リズミカルなHIPHOPミュージックに合わせてダイナミックに踊ることで、さらに効果を感じられるでしょう。
なお、HIPHOPダンスでよく使われている音楽は、ノリのよい曲や耳にしたことがある曲が多いので、自然と体を動かしたくなるはずです。
最近流行りのK-POPダンス
2010年頃から日本で流行し始めたK-POP。最近ではK-POP第5世代が誕生し、人気が衰えることはありません。
そんなK-POPの特徴は、さまざまなジャンルのサウンドが融合した音楽に合わせて、キレのあるダンスを踊ることです。グループの場合はフォーメーションを意識しながら、シンクロ性高く踊る必要があるため、少し難易度が高いと感じるかもしれませんが、好きなK-POPアーティストがいる方は、振付を真似することから始めてみましょう。SNSにダンスの振付を配信しているアーティストもたくさんいるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
ステップが楽しいズンバ
ズンバとはスペイン語で「お祭り騒ぎ」という意味があり、ラテン系でリズムのよい音楽に合わせて踊ります。正確な動きは求められないので、自由に楽しく踊れる点が特徴です。どのステップも動きを止めずに踊り続けるので、ズンバは消費カロリーが高いダンスだと言われています。ラテン系の曲が好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。
下記では、ズンバの基本ステップ4種類をご紹介します。
ズンバの基本ステップ4種類
サルサ
サルサはラテン音楽のなかでも、最も普及しているステップといわれています。腰の動かし方が柔らかく、濃厚なダンスです。
レゲトン
レゲトンはHIPHOPやラテン音楽、レゲエが融合した音楽です。HIPHOPのようなアッ・ダウンがあり、姿勢を猫背ぎみにしながら踊ります。
メレンゲ
メレンゲはズンバの基本となるリズムです。軽快でテンポは速くなりますが、単調な2拍子のリズムなので、初心者も踊りやすいダンスです。
クンビア
クンビアは民族音楽のような雰囲気があります。強弱を繰り返すビートで、片足を引きずるような動きが多い点が特徴です。
まとめ
本記事では、脂肪燃焼を目指せるダンスを一部取り上げてご紹介しました。
それぞれに特徴が異なるので『どのような音楽が好きか』『ダンス経験があるか』などを考慮し、あなたに合ったダンスに挑戦してみてください。