「フィットネスジムに通っている(通ったことある)方 51人」にアンケート

ご自身について~回答年齢層と年代別回答人数

「フィットネスジムに通っている(通ったことある)方 51人」のアンケート回答率は30、40代の男女が多い傾向にあります。20代、50台はどちらも10%前後です。これらの点を踏まえてアンケート結果を見ていきましょう。

フィットネスジム利用期間(通っていた期間)について

フィットネスジム利用期間(通っていた期間)は、20代は1年を超えた方がいません。30代は3年以上続いた方がいますが、3カ月未満の方がほとんど。40代も3年以上続いた方がいますが、少ない傾向にあります。これらの年代に対して、50代は回答者全員1年以上続いている点が特徴です。

このことから、年代によって利用期間が異なることがわかります。

現在のフィットネスジム利用状況~ジム利用継続者について

アンケート回答者51人のうち、現在もフィットネスジムを利用している方は6名。この結果から継続の難しさが伝わります。

数少ないフィットネス利用継続者の理由は、健康やダイエットなど。明確な目的があるので、効率的な運動ができるのでしょう。他にも、特定のプログラムに毎週通っているという方もいました。プログラムに毎週通うというような習慣化しやすい仕組みがあると、継続して通いやすいのかもしれません。

上記から、効率的な運動方法がわかっていて、習慣化しやすい仕組みが大切なポイントだと予想されます。

現在のフィットネスジム利用状況~ジム利用を辞めた人について

現在フィットネスジムを辞めた方で一番多い理由は『費用が高い・コストパフォーマンス関連』『面倒・億劫になった』でした。

『費用が高い・コストパフォーマンス関連』は、一見費用をかけていれば「通わなければ」という義務感が生まれて通えそうな気がしますが、継続して通うことで毎月の出費が厳しく感じられるのかもしれません。

また『面倒・億劫になった』については、はじめの頃はモチベーション高く通えていたものの、徐々にモチベーションが落ちたのでしょう。そうなると、通うことが面倒に感じられたり億劫になったりするかもしれません。

他にも『引越し・転勤・転職等』といったライフサイクルの変化や、『距離・立地の問題』といった立地環境など理由はさまざま。最初は「通えそう」と思っていても、実際に通ってみると継続が難しくなることがあるようです。フィットネスジムには施設の雰囲気や実際に通えるかどうか判断しやすいよう、体験サービスのある施設が多く見受けられます。ただし、体験期間は限りがあるため数ヵ月通うことで見えてくることがあるのでしょう。

ジム継続利用者とジム利用経験者エクセサイズ比較

フィットネスジム継続者のエクササイズの内容は『筋トレ』が一番多く、次いで『ランニング・ウォーキング』です。退会者は『ランニング・ウォーキング』が一番多く、わずかな差で『筋トレ』が少ない傾向にあります。このことから、エクササイズの内容によってフィットネスの継続率はそこまで関係しないようです。

また、フィットネスジムだからこそ活用できる器具がありますが、筋トレやランニング・ウォーキングは自宅や自宅周辺でもできます。そのため、何かしらの理由でフィットネス継続を悩んだ際『自宅でもできる』という点が、辞めることへの後押しとなるかもしれません。

さらに、フィットネス継続利用者は筋トレやランニングといったシンプルなメニューで、退会者は多様なプログラムを取り組んでいます。ヨガ・ピラティスやダンス系などのプログラムは『楽しみたい』という目的が含まれており、効率的な運動方法や効果が分かりにくいのではないでしょうか。

他にもグループメニューが多く、スケジュール固定のケースが多く見受けられます。このことから、多様なプログラムよりシンプルなメニューのほうが継続しやすいようです。

まとめ

「フィットネスジムに通っている(通ったことある)方 51人」にアンケートを実施しました。

フィットネスジム継続者はシンプルなメニューを習慣化し、退会者は多様なプログラムを取り組んでいました。また、グループメニューではスケジュールが固定化されているので、調整が難しい可能性があります。

ことのことからフィットネスジムを継続するためには、シンプルなメニューを習慣化し、通いやすい環境を整えることが大切です。

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