ダンスのレッスンや練習には音響機材が必須です。
ダンススクールやダンススタジオであれば音響設備が整っていることが一般的ですが、次のようなケースもあるでしょう。
「屋外で練習したい」
「レンタルオフィスなど、音響設備がない場所で練習したい」
「自分で音響機材を準備してレッスンを行わなくてはいけない」
特に、近年はダンスの需要が高まっています。イベントが増える時期はダンススタジオの予約が取れないことも多いです。
「様々な場所でレッスンを行うことが増えた」というインストラクターの方もいらっしゃるようです。
この記事では、音響設備のない場所でもしっかりダンスができる携帯用スピーカーについて解説します。スピーカーを使わない意外な解決策もご紹介します。
ぜひ、ご参考にしてください。
携帯用スピーカー選びのポイント
まず、携帯用スピーカー選びのポイントを4つご紹介します。
音質と音量
「重低音がしっかり再現される」「高域から低域までバランスよくカバーできる」など、スピーカーごとに音質に特徴があります。よく使う楽曲の音がしっかり再現されるか、フリを作る際に重視する音が聞こえるか確認することをおすすめします。
どの程度のボリュームが出るかも重要なポイントです。比較的狭い空間で聞こえればよいのか、屋外や体育館のような広い場所でもしっかり聞こえてほしいのか、用途に合わせて選びましょう。
持ち運びやすさ
頻繁に使用する場合は、持ち運びやすさも重要なポイントです。
最近は、軽量モデルやコンパクトなデザインで性能が高いのものも増えています。
バッテリー持続時間
「長時間使用したい」「移動が多くなかなか充電の時間が取れない」「使用する場所にコンセントがない」というケースもあるでしょう。この場合は、スピーカーのバッテリー持続時間が長い製品を選ぶことをおすすめします。省エネ設定があるスピーカーもおすすめです。
接続オプション
最近のスピーカーは、BluetoothやWi-Fiなどの無線接続、有線接続など、様々な接続オプションを設けています。無線接続と有線接続には次のような利点があるので参考にしてください。
無線接続が可能であれば配線を気にせず配置することができ、操作性も向上します。
有線接続は音質の劣化が少なく、安定して音楽を流すことが可能です。無線接続の場合に起こる「他の電波の影響で音が出ない」といったトラブルも回避できます。
無線接続メインで使いたい場合は、どのような機器(スマートフォンなど)と接続可能か、接続方法(ペアリングなど)の利便性はどうか確認しておくとよいでしょう。有線接続の場合、接続先の製品によっては変換器や専用のコードが必要になることがあるのでチェックしましょう。
【口コミ有り】おすすめスピーカー4選!
Sony「SRS」シリーズ
コストパフォーマンスの高いSonyのBluetoothスピーカーです。機能や価格帯、様々な種類を取り揃えているので、自身に合った製品を見つけやすいです。
ダンス向きなのは「SRS‐X」から始まる製品です。屋外でも使用できるパワフルなサウンドを備えています。
口コミ
「ダンスを始めてからずっとSony製品を使っています。性能がしっかりしているし、保証もしっかりしていて安心できる」
口コミ
「値段相応の性能だと思う。安い製品を購入したときは、性能もそれなりだった」
Bose「SoundLink」シリーズ
コンパクトなサイズでありながら、クリアでパワフルなサウンドを提供するBoseのBluetoothスピーカーです。特に低音がしっかり表現できることが好評です。
屋内外どちらの使用にも適しています。
口コミ
「小さいのに迫力のある音が出る。ダンスで拾いたい重低音がしっかり聞こえるのがよい」口コミ
「低音を再現したいわゆる『Boseの音』なので、好みが分かれるかも」Pioneer「STEEZ」シリーズ
ストリートダンサーのためのカルチャーブランドとして立ち上がった「STEEZ」シリーズ。ダンスバトルモードなどダンスに特化した機能や、ストリート文化を象徴するデザインが特徴。現在最新製品の生産は終了していますが、根強い人気を誇っています。
口コミ
「普段の練習だけでなくちょっとしたステージにまで使える」
口コミ
「厳つさがかっこいい部分でもあるが、他のポータブルスピーカーに比べると重い」
JBL ポータブルスピーカーシリーズ
JBLのポータブルスピーカーは、様々なシーンに持ち出して使えるバリエーションが魅力。カラフルでポップなデザインも人気です。パワフルな低音とクリアな音質を実現した高性能。防水性の高い商品は屋外の使用でも安心です。
口コミ
「カラバリ豊富で嬉しい。サイズや形も選べるので使いやすい」
口コミ
「コスパはかなりよいと思う」
スピーカーを使わずにレッスンや練習を進める意外な方法
ここまで、様々な場所で活躍するスピーカーをご紹介してきましたが、
「スピーカーを忘れてきてしまった……」
ということもありえます。
そもそも「スピーカーを持ち運びたくない」「スピーカー以外に方法はないのか?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
スピーカーを使わずにレッスンや練習を進める意外な方法をご紹介します。
Bluetoothの同時接続
例えば、1台のスマートフォンから2つ以上のヘッドホンにBluetoothを同時接続することで、同じ音楽を聴きながらダンスすることが可能です(どういったデバイスを使っているかによって接続できる台数は異なります)。
部活動やサークルなどで、この機能をうまく使って練習している方もいらっしゃるようです。
インストラクターの声などが聞き取りづらくなるため、シーンに応じて使うのがよさそうです。
パソコンやタブレットをうまく活用する
新型コロナウイルス流行によって、オンラインレッスンの機会が増えました。パソコンやタブレットのカメラを使ってレッスンを進めるノウハウが培われたともいえます。
これを活かして、次のようなレッスン・練習方法を行う方もいるようです。
- パソコンに録画済みの動画を再生できるようにしておく。
- パソコンで再生された動画と、リアルタイムの状況両方を確認しながらレッスン・練習を進める。
機器によってはかなりの音量が出るため、十分にダンスできる場合があるのです。
大人数だと難しいそうですが、少人数であれば工夫して取り入れることで効果的なレッスンになりそうです。
おわりに
いかがでしたか? 一言にスピーカーと言っても製品によって特徴は様々です。ダンスに合ったスピーカー、ご自身に合ったスピーカーを見つけることができると、よりダンスが楽しくなるのではないでしょうか。
々なデバイスやサービスが誕生する現代、本記事がご自身に合った方法を見つける参考になれば幸いです。