Youtubeを開けば、かっこよく、華麗に踊るアイドルやダンサーの動画をいくらでも観ることができる今の時代。「踊りたい!」と、胸に密かな熱い思いを抱いている人も多いのではないでしょうか?ところが、スターの真似をしようにもそう簡単にはいきません。
踊る上で、振付を覚えることは、最初の関門となります。
SNSなどで輝く人々の姿を見て「やってみよう!」と意気込んだのに、振付が覚えられずに挫折…なんてことも、「あるある」かもしれませんね。
今回は、ダンス初心者が動画を見て振付を覚える時に意識すべき6つのポイントをご紹介したいと思います。覚えるしんどさを魔法のように取り除くことはできませんが、少しでも楽しく、気楽に覚えられるように、お役に立てれば幸いです。
それでは、見ていきましょう!
「覚える」前にたくさん「見る」
振付を覚えるための最初のステップには、「見る」ことをおすすめします。動画を開いていきなり真似して覚えようとするのではなく、まずは、ただ見るだけで良いのです。
一つひとつの動きを覚える前に、「動きの流れ」を頭に入れていきます。そうすることで、後で細かい振付を覚える際に、スムーズに覚えられるようになります。
ダンスの流れがイメージできるようになるまで、何十回と見ておきましょう。「Aメロだけ」「サビだけ」というように、パートごとに区切って見ることも効果的です。
覚えやすいパートから取り掛かる
振付を覚えるときは、音楽のイントロから順番に覚える必要はありません。覚えやすいところから取り組んでいきましょう。どこから覚えれば良いか分からない場合は、サビから取り掛かるのがおすすめです。サビは1番と2番で繰り返し同じ振りが使われていることが多いため、1度覚えてしまえば半分完成したようなものになります。
手と足を別々に覚える
振付を覚える時は、まず足の動きだけ先に覚え、手の振付は後から覚えましょう。ピアノで例えるならば、先に右手だけマスターし、次に左手だけで弾けるようになり、最後に両手で弾けるようにする、といったイメージです。手と足を同時に覚えるよりも、格段に覚えるのが楽になります。
動きを言葉にしてみる
見るだけではなかなか覚えられない動きは、言葉にして覚えてみましょう。 「左腕を上げて右回り」というように、言葉で動きを認識することで、動きに落とし込みやすくなります。
すきま時間を使う
休みの日にまとまった時間を取って取り組むよりは、すきま時間を活用して毎日少しずつ取り組むことをおすすめします。移動中に動画を見たり、トイレに行ったついでにステップを確認したり、何かのついでに行うことで、日常的に振付について考える機会も多くなりますし、覚えることに対するプレッシャーも軽くなります。
長期戦覚悟で取り組む
人気アーティストのダンスをカバーするとなれば、1曲の長さはだいたい3〜4分ほど。しかし、3分間の踊りを覚えるためには、その何十倍もの時間がかかります。プロであれば数時間で覚えられるかもしれませんが、初心者が数週間かかってしまうことも当然のことだったりするのです。時間がかかること前提で臨み、なかなか進まなくても自己嫌悪に陥らないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
覚え方のコツや、取り組むマインドなど、意識することで振付が覚えやすくなるポイントはいくつかあります。
振付を覚えることは、骨の折れる作業ですが、だからこそ、ゆったりと気楽に行えるようになることが大切です。
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