ダンスのインストラクターをされている方にとって、クラスの集客は大きな悩みの一つかもしれません。多くの方はSNSで告知をしたり、チラシをつくって配布したりしていることかと思いますが、宣伝しているにも関わらずなかなか人が集まらない……という方も。
今回は、視覚と聴覚に訴えかける動画投稿の効果的な方法についてご紹介します。
集客に動画投稿が効果的である理由は「同調」が起きるから
集客に動画投稿が効果的である理由は、視覚や聴覚に訴えかけて「同調」をさそうからです。
みなさんは料理の動画やメイクアップの動画、筋トレの動画などの投稿をみて「自分もこうやってみたいな」「今度やってみようかな」と思ったことはありませんか?人間は本能的に「同調」する生物であるため、誰かがやっていることに対して興味を持つと、自分もそれと同じことをしたくなります。
具体的な例としては、街中で誰かが上を見上げていると同じように見上げてしまう、音楽を聴いていると無意識に体が動いてしまうといった同調があげられます。
もちろん、文字や写真だけでも興味をひく効果はありますが、視覚や聴覚を直接的に刺激する動画投稿の方がその効果は高いと考えられます。
いまはスマホやタブレットなどで簡単に動画が撮影できる時代。集客も動画をつかった積極的なアプローチも試みてみましょう。
自身の踊っている動画でアピールする
ダンスに興味がある、もしくは習ってみたいと考えている方にとって、ダンスを教えてくれるインストラクターの人間性や雰囲気はとても重要です。インストラクターとのフィーリングや好みが合わないと、どんなにダンスが好きであってもレッスンがつらいものになってしまいます。
動画投稿はそれを判断する大きな手がかりとなるため、自身が踊っている動画を撮って雰囲気がわかるように編集し、募集の案内とともにSNSにアップしてみましょう。
クラスの動画を載せてみよう
インストラクターのアピールに加えて、もっとも重要なのがクラスのアピールです。
クラスでおこなっているダンスレッスンの様子も、積極的に動画に撮ってアップしましょう。
このときにポイントなるのは、ハイレベルな動画ばかりを載せないことです。もちろん、クラスのメンバーがかっこよく踊っている動画は必要ではありますが、「ここなら私も参加できそうかな」「私もこんな風に踊れるようになれるかも」と思ってもらい、興味を持ってアクションを起こしてもらうことが狙いなので、集客したいターゲット層を絞った動画の撮影もおこないましょう。
例えば、初心者に来てほしいと思っているのに難しいステップ動画を載せても、動画をみている人からは「かっこいいなー。でも私には無理そう」と心理的障壁になる可能性があります。
とはいえ、インストラクターを始めたばかりの人は、クラスの様子を動画に撮ることは難しいかもしれません。その場合は、簡単なワンポイントレッスンといったような動画でも大丈夫です。大事なことは効果的な方法で発信を続けることです。
まとめ
クラスの集客には動画投稿が有効であることをお伝えしました。
クラスの集客は、インストラクターの人となりや実際のレッスンの様子、レッスンのレベル感を動画で視覚や聴覚にうったえて伝えることが大事です。
動画をみたひとがクラスへの入会を前向きに検討したくなるような、雰囲気が伝わる動画づくりを意識してつくってみてください!