運動初心者が挫折しないための5つのポイント 運動を続けるコツ

1. はじめに:なぜ“続ける”のが難しいのか?

「今度こそ、ちゃんと運動を習慣にする!」と意気込んで始めたものの、気づけば三日坊主……。そんな経験、ありませんか?

実はこれ、あなただけではありません。むしろ運動を始めた人の多くが、同じ壁にぶつかっています。

なぜ挫折してしまうのか?

その原因の多くは、最初に頑張りすぎてしまうことや、「やらなきゃ」という義務感で行動してしまうことにあります。たとえば、「毎朝30分ランニング」「筋トレを週5で」といった高すぎる目標を立てたり、楽しくない運動を無理にこなしたり。これでは心が持ちません。

この記事では、運動初心者が無理なく、そして気持ちよく続けていくための5つのポイントをご紹介します。コツは、「頑張る」のではなく「うまく自分と付き合う」こと。今日からでも始められる、習慣づくりのヒントをお届けします。

2. ポイント①:「完璧を目指さない」ことが継続のカギ

まず大切なのは、「最初から完璧を目指さない」こと。

毎日運動しなきゃ、今日はできなかったからもうダメ……そんな風に思ってしまうと、気持ちが折れてしまいます。

むしろ、「週に1回でもOK」「できない日があってもOK」くらいのゆるさでいいんです。続けることが目的なら、休みながらでも前に進んでいればそれで十分。運動は“ゼロか百か”ではなく、「続いていること」がいちばんの価値です。

  • 「今週は散歩しかできなかった」→それでもOK。
  • 「今日は5分しかできなかった」→それでも素晴らしい!

ハードルを思い切って下げると、自然と「続けられる自分」になっていきます。

3. ポイント②:「楽しい」と思える運動を選ぶ

「運動=筋トレやランニング」と思っていませんか?

実は、運動にはもっとたくさんの選択肢があります。

たとえば、音楽に合わせて体を動かすダンス、景色を楽しみながらのウォーキング、朝の目覚めに気持ちいいストレッチなど、自分が“楽しい”と感じられるものを選びましょう。

ポイント

ポイントは、「運動を“義務”ではなく、“遊び”にすること」。

“やらなきゃ”ではなく“やりたい”を軸にすると、気持ちのハードルがグッと下がります。

試しにいろんな運動をちょっとずつ体験してみて、自分に合うものを探すのもおすすめです。

4. ポイント③:小さな成功体験を積み重ねる

運動を続けるには、「できた!」という小さな実感の積み重ねがとても大切です。

たとえば…

  • 昨日よりも5分長く歩けた
  • 毎週ちゃんと続けてる
  • 前よりも体が軽く感じる

こうした“体感”や“気づき”こそが、自分の中のモチベーションを育ててくれます。

記録や体重などの「数値」だけにとらわれず、「今週も動けた!」「ちょっと楽しくなってきたかも」といった感覚的な成功にも目を向けてみましょう。そうすると、自然と続けたくなる気持ちが育ってきます。

5. ポイント④:「見える化」で自分を褒める

人は「見える成果」によって、自信を得られる生き物です。

そこでおすすめなのが、運動の「見える化」です。

  • スマホの運動記録アプリでログをつける
  • カレンダーに○をつける
  • SNSで「今日は歩いたよ!」と報告する

こうした見える証拠が増えると、自分の頑張りが実感できて嬉しくなります。

さらに、友達と一緒に報告し合ったり、励まし合ったりすれば、モチベーションの維持にもつながります。

「やったことを記録するだけで気分が上がる」。そんな効果を、ぜひ体験してみてください。

6. ポイント⑤:「お気に入りの先生」や「推しアイテム」を見つける

運動を「特別な時間」に変えてくれるのが、自分のお気に入りの存在たち。

たとえば…

  • 動きがわかりやすくてテンションが上がるYouTubeインストラクター
  • 気分が上がるウェアやシューズ
  • いつもの運動が楽しくなる音楽プレイリスト

そういった“推し”の存在やアイテムがあると、運動そのものが楽しみになります。

「お気に入りのウェアを着る日=運動する日」なんてルールを作ってもいいですね。気分を上げる工夫が、長く続ける力になります。

7. まとめ:続けるコツは「自分を追い込まない」こと

運動を続けるために大切なのは、自分を追い込むことではなく、うまく付き合っていくことです。

がむしゃらな根性や意志力だけに頼るのではなく、「続けやすい工夫」「自分を楽しませる仕組み」を取り入れていく方が、ずっと効果的。運動は習慣になるまでがいちばん大変です。だからこそ、気持ちよく続けられるスタイルを見つけていくことが成功への近道です。

無理をせず、完璧を目指さず、今日からできる小さな一歩を。

「続かなかった自分」を責めず、「今日、ちょっとでも動けた自分」を褒めていきましょう。

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